|ケーススタディ|
2018/01/25
阪神淡路大震災は、平成7年(1995年)1月17日 午前5時46分、淡路島北淡町野島断層を震源とするマグニチュード7.3の地震でした。
死者6,434人、重軽傷者43,792人。全半壊家屋274,181棟。焼失家屋7,500棟、避難者約35万人。断水130万世帯。停電260万戸。ガス停止86万世帯。電話不通30万回線。同時多発火災約290件の大惨事に発展しました。
当時は今のように携帯電話やインターネットの普及もなく、一番頼りになる情報はラジオであり、支援するにも「欲しい物は情報」と言われていました。
もし、当時に今のような「安否確認システム」があったなら、皆さんに迅速なサポートが出来たのではないかと感じます。
仮に阪神淡路大震災の時に「安否LifeMail」が使えていたら、どのように変わっていたのでしょうか?
企業防衛の視点からシミュレーションしてみると、
世の中がどんなに便利な時代になっても、災害は避けられないかもしれません。
大切なのは、皆様がもし災害に遭った時に、どのような手段で安否を確認し、被災者の方々に支援をする体制を取るかの決め事を、各企業様がマニュアル化して、日々の生活の中で訓練を行っておくことではないでしょうか?
阪神淡路大震災の時には、そのような意識も手段もなく、どこに避難したら良いのか?無事を知らせるにもどうすれば良いのか?のシミュレーションすらほとんど皆無でした。
先人が伝える『備えあれば憂いなし』の格言こそが、災害時の被害を最小限に食い止めるヒントなのかもしれません。