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CASE STUDY

|ケーススタディ|

熊本地震に学ぶ

2018/02/05

熊本地震による被害の様子

写真提供:一般財団法人 消防防災科学センター

社屋が被災‼ 第1防災担当者も一時安否不明。第2防災担当者が避難場所からスマホで社員全員の安否を確認。

熊本地震の被災状況

最初の地震発生は2016年4月14日の夜、2度目の震度7の地震は16日の深夜でした。
被災者の多くは、帰宅後に地震に見舞われ、従業員たちの家屋も多くは損傷、落下物による怪我、家族を含む安否、救出作業や道路の交通状況の確認も含め、企業としては、様々な確認と緊急対応が必要となりました。
当然の事ながら、社屋も被災した状況で、企業の中心的な第1防災担当者も軽傷を負い、避難所に保護されていました。
避難所の通信インフラも一時オーバーフローしたため、第1防災担当者は、すぐに社員全員の安否を確認する事も、自分の状況を伝える事も不可能な状況でした。

災害連絡リスクを複数名で分担できる安否LifeMailの強み

安否LifeMailは、管理者を複数設定することができ、権限も細かく分けることができます。
あらかじめ第1担当者からの連絡がない場合を想定し、同じ管理権限を持つ第2担当者を設定して対応マニュアルを作成しておいたため、別の避難所にいた第2担当者が安否確認の連絡が来ないことに気づき、代って管理画面にログインして社員の安否を確認し、返信が来ない社員たちに安否確認メールを再送し続けた結果、第1担当者を含む全員の安否を確認することができました。

企業にとって、災害時に従業員とその家族の安否確認は重要です。
担当者一人がすべての責任を負うのは不可能で、リスクを分担し、助け合うことが大切です。

スマートフォンの利便性をフルに活かした安否LifeMailの強み

安否LifeMailのスマートフォン上での管理画面
スマートフォンでの安否LifeMailの管理画面

このときの安否確認は、すべて第2担当者が所有する個人のスマートフォンから、安否LifeMailの管理画面を介して行われました。
また、様々な状況確認は、会社から支給された業務連絡用の端末ではなく、個人所有の端末から連絡をされた方もたくさんいました。
ガラケー端末や自宅のパソコンからメール連絡された方もいました。
避難所では、電気の供給が途絶える中、第2担当者のスマートフォンによって安否確認作業と従業員へのサポート作業が行われました。 その後、業務連絡の一斉送信で社屋の状況確認に行ける従業員を募り、余震が続く中、早々と復旧作業が開始され、お客様へのご不便やご心配を最小限に済ませることができました。

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