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防災メールマガジン

防災マガジン Vol.005

家庭の防災対策

  1. 家の中の安全対策
  2. 持ち出し品の準備
  3. 備蓄品の準備
  4. 警戒レベルと避難

近年は地震や大雨、台風などの災害による被害が大きくなっており、状況を見て避難を行うことも必要です。
ご家庭でも、いざという時のために災害に対する備えや、避難ルート、避難場所の確認を行っておくと良いでしょう。

今回は、家庭の防災対策についての特集です。

1.家の中の安全対策

過去の大きな地震では、倒れてきた家具の下敷きになり、多くの方が大けがやお亡くなりになっています。
大きな地震が発生すれば、差が高い家具は倒れるものですので、家庭内でしっかり安全対策をしておきましょう。


  • 寝室や子供部屋には、可能な限り倒れやすい家具は置かないようにする
  • 家具を置く場合は、なるべく背の低い家具にしましょう。また、転倒防止対策をしておきましょう。

  • 家具の配置や方向に注意する
  • 家具が転倒して、出入口や脱出経路をふさがないよう、配置や方向は注意しておきましょう。

  • 家具の転倒や落下の防止対策を行う
  • 低い家具の上に倒れやすい物を置いている場合や、冷蔵庫、テレビなど、転倒や落下でけがをする危険性があるものは、転倒落下防止の対策を行っておきましょう。

  • 懐中電灯、スリッパ、ホイッスルなどを準備する
  • 停電時に使う懐中電灯や、割れたガラスから足を守るスリッパ、遠くまで救助を知らせるためのホイッスルなどを備えておきましょう。

2.持ち出し品の準備

住居に危険が迫った時、早めに安全な場所へ避難できるように、あらかじめ避難時の持ち出し品を整理しておき、持ち出ししやすいように準備しておきましょう。


  • 貴重品
  • 公衆電話の利用も考慮し、10円硬貨も入れた現金、預金通帳、印鑑、健康保険証や免許証のコピーなど

  • 避難用具
  • 懐中電灯、携帯ラジオ、充電器など

  • 救急用品
  • 救急箱、お薬手帳、生理用品、持病薬など

  • 非常食品
  • 調理不要な食品、缶詰、水など

  • 衣料品
  • 下着、靴下、長袖、長ズボン、毛布、タオル、雨具など

  • その他
  • カイロ、哺乳瓶、粉ミルク、おむつ、看護用品など

3.備蓄品の準備

救援到着やライフラインが正常化するまでの間、数日間を生活できるように準備しておくと良いでしょう。
大きな災害が起きると、水道や電気などライフラインが止まったり、行政などの救援活動に時間がかかることもあります。
数日間を補える食料や水を準備しておくと良いでしょう。


  • 食料品
  • インスタントやレトルトの食品や缶詰など
    高齢者や乳幼児がいる場合は専用食品など
    飲料水は1日一人当り3リットルを目安に用意

  • 生活用品
  • 給水用ポリタンク、カセットコンロ、ガスボンベ、歯ブラシ、ティッシュ、ウェットティッシュ、ラップ、紙皿、紙コップ、割り箸、ビニール袋、簡易トイレ、ロープ、ランタン、工具セットなど

4.警戒レベルと避難

お住まいの市町村から避難情報が発令された場合は、テレビやラジオ、インターネットのほか、広報車などで通達されます。
警戒レベルは1~5段階あり必ずしも1から5まで順番に発表されるわけではありません。
状況が急変する場合もありますので、市町村からの避難情報が発令されていない場合でも、防災情報、気象情報を参考に、適切な避難行動をとりましょう。
以下は警戒レベルの目安として参考にしてください。


  • 警戒レベル1
  • 災害発生の危険性はまだ低いですが、最新の防災気象情報などに留意するなど、災害への心構えを高めてください。

  • 警戒レベル2
  • 災害発生に対する注意が高まってきた段階です。
    ハザードマップで災害の危険性のある区域や避難場所、避難経路、避難のタイミングなど、自らの避難行動を確認しておきましょう

  • 警戒レベル3
  • 避難に時間がかかる高齢の方や障がいのある方、災害の危険がある場所にいる方は安全な場所へ避難しましょう。
    それ以外の方もいつでも避難できるように準備をしましょう。

  • 警戒レベル4
  • 避難勧告や避難指示(緊急)が発令された段階です。対象地域で危険な場所にいる方は全員速やかに避難してください。
    避難はかえって命に危険を及ぼしかねないと判断する場合には、近隣の安全な場所への避難や建物内のより安全な部屋へ緊急避難を行ってください。

  • 警戒レベル5
  • すでに災害が発生している状況ですので、命を守る最善の行動をとってください。
    警戒レベル5になってからでは、安全な避難が難しい場合があります。地域の皆さんで声を掛け合って、レベル3、レベル4の段階で安全・確実に避難を終えましょう。

いかがでしたでしょうか?

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